サピエンス全史
こんにちは、ふくちゃんです。
今日は私が面白かった本について紹介します!
その本とは、「サピエンス全史」です。
この本は2014年頃にユヴァル・ノア・ハラリによって刊行された世界的名著です。
最初手に取ったときの感想は、「難しそうな本かもしれない。。。」という
イメージでした。
しかし、実際に読んでみると目から鱗が出るような感覚を得ることができました!!
本書はカテゴライズするとすれば、歴史書の1つになりますが、
視点の斬新さが素晴らしいです。
私達、現生人類であるホモ・サピエンスが地球上に生息する一種の動物から
地球上の生物ヒエラルキーの頂点に立つまでの変遷が非常に分かりやすく
説明されています。
「認知革命」によって、人類は思考方法を獲得し、
「農業革命」によって、人類はその数を増やし、
「科学革命」によって、人類は空前絶後の力を手に入れる。
その説明が、宗教や帝国主義、貨幣の誕生や資本主義を絡めながら、軽快な
テンポで進められていきます。
私が特に感銘を受けたのは、「認知革命」についてのパートです。
「お金」という物体のないものを(私も含め)全世界の人類が今も信用し、
現在もそれを中心に世界が回っています。
実体のないものを信じる、この認知力が人類とその他の動物を隔て、
人類が地球の覇権を握るきっかけの一つとなったという説明は
かなり説得力がありました。
上下巻でボリュームたっぷりですが、内容が非常に興味深いので、
是非読んでみてください!
|
|